逆子について

妊娠中期や後期になり、赤ちゃんがおおきくなるにつれ、医師から逆子といわれ不安に思う妊婦さんも多いようです。出産が近づくにつれほとんどの赤ちゃんは自然に頭が下になってきます。30週以降になると、成長した赤ちゃんは回転しづらくなります。
そのまま、お母さんの骨盤に赤ちゃんの頭がおさまったかたちは安定性がある出産に適した位置とされ、「頭位」とよばれています。通称「逆子」、医学的に「骨盤位」とは、子宮の中で赤ちゃんの頭が上を向いて、おしりや足が下になっている状態をいいます。
自然に治るケースも多いですが、出産まで逆子のままだと、難産の原因になることもあり、帝王切開になることが多くなります。逆子の原因については、未だ不明な点も多く、はっきりとはいえません。東洋医学では、母体が冷えることにより、バランスが崩れてしまっていることで逆子は起こると考えられています。
冷え性の妊婦さんはとても増えているといわれています。普段から血流を良くし、下半身を温かく保っておくことは大切です。半身浴や足湯、食べ物の改善などで、積極的に冷え性を改善しましょう。
矯正率89.9%の逆子治療とは?

東洋医学では、古くから鍼灸治療を用いてきました。ここ最近では、逆子治療で鍼灸院に来られる妊婦さんも増えています。全日本鍼灸学会の資料によれば、鍼灸治療により89.9%の矯正率が報告されています。
週数が進み赤ちゃんが大きくなるごとに、逆子も戻りにくくなり、妊娠32週までに逆子は治療することが有効とされています。施術を受けたら、必ず治るというわけではありませんが、試してみる気持ちで受けるのもよいですね。
当院では、足の小指の治療穴にアプローチして施術致します。その場ですぐに赤ちゃんが動くのを感じるケースが多々あります。「あ、動いた!」と皆さん思わず声を出して喜ばれます。しかししばらくすると、元の位置に赤ちゃんが戻りやすいというのも事実です。治療計画をたてますので、それに沿って来院してください。
大切な出産までの期間なので、あなたに少しでも楽に、楽しく、穏やかな時間が遅れるように治療を行っております。目黒銀座鍼灸マッサージ整骨院のスタッフにご相談ください。当院は東急東横線、東京メトロ日比谷線・中目黒駅徒歩2分と大変便利な場所にあります。