気象病について

昔から、天気の変化で体調が変わったり、病気が悪化するとはよくいわれてきました。近年そうした不調を総称して「気象病」と呼んでいます。ドイツでは地域ごとに気象病の予報もあるほど一般的だそうですよ。
気象病の引き金となるのは、気圧や温度、湿度の変化

特に影響が大きいのが、低気圧が近づいた時です。最近では台風の接近で、頭痛やめまいがひどくなったり、せきがでやすくなったりなど体調不良を訴えるひとが増えていますね。
地球上で暮らすわたしたちの身体には、一般に日本の成人で約16トン前後の気圧がかかっているといわれています。身体がつぶされないのは、それだけの力を内側から押し返しバランスが保たれているため。ですから外の気圧が変わると、どうしてもからだに変調をきたすことがあります。
地球上で暮らすわたしたちの身体には、一般に日本の成人で約16トン前後の気圧がかかっているといわれています。身体がつぶされないのは、それだけの力を内側から押し返しバランスが保たれているため。ですから外の気圧が変わると、どうしてもからだに変調をきたすことがあります。
気圧が変化すると、耳の奥の内耳(平衡感覚を司る器官)にある気圧センサーが興奮し、内耳の内リンパ液と外リンパ液の間に波のズレが生じます。内耳は脳に揺れていると信号を出しますが、目からは揺れていないというシグナルが送られます。情報の食い違いに脳は混乱し、自律神経が乱れ、交感神経が興奮し、頭痛、めまいなどが起きます。
気象病の改善法とは・・?
気象病のめまいは、乗り物酔いが起きる仕組みと似ているので、酔い止め薬によって症状が軽減したというケースも。酔い止めの成分が血流を改善したり、抗ヒスタミン成分が内耳神経の興奮を抑えてくれるのです。薬だけでなく、ツボにも気象病に効くといわれているものがあります。血液やリンパの流れをよくすることが予防につながります。

また、日ごろストレスで不眠になるなど自律神経が乱れやすい方は、気象病になりやすいともいわれています。適度な運動や十分な睡眠など自律神経を整える習慣を心がけたいですね。
目黒銀座鍼灸マッサージ整骨院では、身体の不調も季節の変化に応じて起こるものと考えて、治療しております。自律神経を整えるため、腹部の温熱治療、脈診、横隔膜のマッサージ等、それぞれの方にあった施術を行ないます。
ご自身の身体に不調を感じる方、気象病にお悩みの方、ご自身の体調をよく把握して、上手に季節の変化と付き合いませんか?
ぜひ目黒銀座鍼灸マッサージ整骨院のスタッフにご相談ください!
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